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骨折、いたしました。

2011.08.02に右足のくるぶし(踝)を骨折をした人の体験記(骨折ブログ)です。 +他にもいろいろ情報あります♪

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 けっこう、どんなフレーズで調べていらしたのか? というのを見ていると、お子さんが骨折された状況の方がいらっしゃるようなので。

 とりあえず、気をつけた方がいいことをつらつらと。


・妙に明るいか、妙に暗くなる。
 不思議なんですが、これが起こるんですよ。
 絶対に「なんでもっと注意しなかったの!?」とか「いつも言ってるでしょ!?」などと怒らないように。子供が一番混乱しています。
 大人でも、毎日使っている家の階段の残り三段で骨折する人だっているんです。
 と、いうかこの残り二、三段で骨折ってけっこう多いんです。
 子供の場合、ムチャして怪我しちゃったってことのが多いのではないでしょうか?

「とにかく、ゆっくりと治そうね」
「生きててよかった」
「起きたことはしょうがないから、前向きにリハビリしようね」

 と、あなたの感情を押さえつけてでも、やさしい言葉をかけてあげてください。

 正直、責められたって困ります。
 時間は戻りません。
 二次災害を起こさせないためにも、とにかく、「しっかりと治さないといけない!!」ということを伝えてください。

・松葉杖に慣れると無茶をする。
 早く、いつものスピードに戻りたいので、松葉杖でざっかざっか進む子がいます。
 入院してた時、松葉杖の使い方を習いに来ていた中学生の子がいたのですが、その子がものすごーーいスピードだったのです。
 ただ、治りかけの調子がいい時が一番怖い(T_T)
 退院二日前に転んでまた骨折‥‥‥という方がいらっしゃいました。
 ああ、張り切ってリハビリしてたのね‥‥‥

 上と同じですが、とにかく落ち着いて行動するように気をつけさせましょう。

 階段を昇りきったら、もう一歩進んでから休憩する。
 慣れてきたとしても、途中で止まる。早くよりも慎重に進む。

 松葉杖を払われたら、大災害なのです。
 自分のすべてが松葉杖にかかっていることを認識させましょう。

 子供って、けっこう残酷です。
 私は幼い頃に同じ学区の子供に枯れた松葉を目に投げつけられて未だに痕が残っているんですが、ちょっとでも気に食わなければこういう残酷な仕打ちをします。
 特に松葉杖なんて、面白がって払われたりするんです。
 駅のホームで大の大人のおじさんに、松葉杖を「邪魔だ!」と払われた方もいます。
 とにかく松葉杖の時には無茶をしないように、注意しましょう。

・骨折してから二ヶ月くらいはすぐに浮腫んで、眠くなる。
 体が治すようになっています。
 大の大人のふじさわでも、一時間ほど外出すればすぐにだるくなって眠くなっていました。これが子供ならもっと顕著だと思います。
 もし外出するなら、すぐに眠くなるというのを覚悟の上でお出掛けしましょう。

 本当に、眠くなるんですよ!!

・貧血でふらふらする。
 これも体が治す場所に集中しているからでしょうね。
 レバーとかほうれん草とか大目にしてあげてください。

・座ったら立ち上がれない。
 足首の場合ですが、玄関に椅子と松葉杖の先を拭く布を用意しておいてあげましょう。
 布団の場合は、その近くに椅子や低いテーブルなど、支えになるものを用意しておきましょう。
 ↓ 我が家の椅子(笑)

111207_173140.JPG  

・トイレは洋式で。
 あーー、和式、無理ですね。
 職場復帰した後でもけっこう辛かった(T_T)


 今は、こういうのも売っているので、家のトイレが和式の方は参考にどうぞ。ちなみ、これ、ホームセンターですぐに手に入ります。


 とりあえずは注意点としてはこんな感じでしょうか。
 特に、足の場合は登校できなくて心配もあるかと思いますが、二次災害のが絶対怖いので、なるべくゆっくりと動くように注意してあげてください。(骨折が右足なら、左足が庇っているせいで辛いですし)

 子供とお出掛けは、一時間で終了くらいで考えておいてくださいね。
 せっかく休んでいるから、平日に空いているどこかのテーマパークに行こう☆とかは絶ーーーーーっ対無理なので、今は休ませてあげてください。
 体の力が全部骨折部にいっている感じなんです。

 松葉杖に慣れるまでは家の中のみ。
 お出掛けも短め。
 これに慣れてから徐々に増やしていけばいいと思います。

 私の母も、物凄くお出掛けしたがったのですが、正直に言えば迷惑です(T_T)
 お出掛けすると、周囲から奇異の目で見られるんですよ。松葉杖って。
 芸能人じゃないんだから、見られるのってすっごいストレス!!!
 だったら、家で珍しいお菓子とか食べてた方が楽しい。
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ご家族の方がどれくらい傍にいてあげられるかもありますが、会社が休めるようなら、自宅療養も選択肢のひとつです。

特に荷重不可の方は。
手術をしているなら、荷重の許可が出るまで、それほどかからないと思います。
私の場合は骨折→手術→荷重半分許可までが20日間でした。
なので一ヶ月くらい自宅療養も選択肢のうちに入れてあげてください。

ただ、仕事や大学などの都合で遠方の場合は、できることなら松葉杖の使い方をしっかりと家族の方が習ってくるまでついてあげていてください。
両松葉杖では、カード一枚を持って歩くことすら難しいのです。
妙な前向き発想。もしくは、妙な後ろ向き発想になっていますので、
・怪我を治すことに専念すること。
・怪我の治療に体が集中しているからお出かけなどしないこと。
・相手が恐縮するようなら、やって欲しいことは遠慮しないで言うこと。(特に松葉杖になったばかりは、振り返ることすらできません)
・妙に明るくハイテンションな場合は心配をかけないようにと無理をしていることも多いので、生きててよかったと伝えてあげてください。

私の場合は階段の上で、眩暈をおこし転落。それで骨折をしたのですが、本当に生きててよかったとしか思えません。

特に「出歩かない」は徹底させましょう。自宅にいるだけでしみじみとわかりますから。
両松葉杖荷重不可の動きにくさが。


・トイレで水を流す。
・台所で桃を剥いて、手を洗う。

 こういう動作が無理。

・トイレでスリッパを相手が履きやすい方向にして脱ぐ。

 これもダメ。

・段差のある風呂場に入る。

 厳しいですね。

と、いうように日常動作の大半が難しいと骨身に染みさせないといけません。

本当に「一歩踏み出す」「後ろの荷物取る」「靴を脱ぐ」からができないんです。

なので、できることなら三歳時を相手にするくらいの気持ちでご対応をお願いします。

あと、普段、布団で寝起きをしている方は、ちゃぶ台くらいの高さの安定している物を布団の傍に置いてあげてください。
玄関に椅子を置いてあげてください。

床に座ると、支えなしには立ち上がれません☆
立ったまま靴なんて履けません☆


‥‥‥三歳児以下??? ううう。
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